現在30歳のB・シウバは2017年夏にモナコから加入すると、ここまで公式戦406試合に出場し、71ゴール73アシストを記録。6度のプレミアリーグ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ優勝など、数々のタイトル獲得に貢献している。
そんなB・シウバは、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの退団に伴い、マンチェスター・シティのキャプテンに就任。現在、アメリカ合衆国で開催されているFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)では2試合で腕章を巻いた。同選手は、チームのリーダーを任されたことについて「僕のキャリアのなかで、最大の名誉の一つ」とコメント。自身のリーダーシップ論を以下のように語っている。
「このクラブで9シーズン目を迎えることになるが、今まで素晴らしい瞬間だけではなく、苦しい時間も経験してきた。その経験を若い選手たち伝えたいと思っている。チームにおけるリーダーシップは、一人の選手の力だけではない。また、前任や数年前のキャプテンの力で決まるわけでもない。一人ひとりがリーダーとして振舞い、隣にいる選手を支えることが大切なんだ」
また、チーム内ではスペイン代表MFロドリ、ポルトガル代表DFルベン・ディアス、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドらも“リーダーグループ”としてB・シウバをサポートしているという。B・シウバはこれらの選手と協力していくことを強調し、「全員が僕を助けてくれることを期待している。
クラブW杯に参戦中のマンチェスター・シティは、グループステージを全勝で突破。決勝トーナメント1回戦は日本時間7月1日10時に行われ、アル・ヒラルと対戦する。