現在39歳のヒートンはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身選手で、何度もレンタル移籍を繰り返し、2010年7月にはフリー移籍で一時マンチェスター・ユナイテッドを離れた。その後、カーディフやブリストル・シティ、バーンリー、アストン・ヴィラでの所属を経て、2021年7月にマンチェスター・ユナイテッドに復帰した。
以降はバックアッパーとしてチームを支え、2021-22シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で1試合、2022-23シーズンにはカラバオ・カップ(EFLカップ)で2試合に出場した。直近2シーズンは出場機会がないものの、2024年には通算3試合の出場経験があるイングランド代表のトレーニングゴールキーパーとしてチームを支えるためEURO2024に帯同したことも話題を呼んだ。
チームで重要なリーダーシップを発揮し続けていることが高く評価され、新たに1年契約を締結したヒートンはクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「マンチェスター・ユナイテッドを代表し続けられることをとても誇りに思っている。グループとして、これから訪れるシーズンを心待ちにしている。最高の栄誉を目指して再び挑戦する準備を整えているなか、あらゆる立場でチームをサポートする準備はできている」