リヴァプールはコロンビア代表FWルイス・ディアスに対するバイエルンのアプローチを拒否したようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 ドイツ代表FWレロイ・サネの契約満了およびFIFAクラブワールドカップ2025終了後のガラタサライ加入が確定し、フランス代表FWキングスレイ・コマンにも退団の可能性が浮上しているバイエルンは、今夏の移籍市場でウイング(WG)の補強を画策。熱烈な関心を寄せていたアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズがバルセロナと個人合意に達した中、L・ディアスが新たな獲得候補の一人として浮上していた。

 しかし、バイエルンのL・ディアス獲得の可能性は消滅した模様。『スカイスポーツ』によると、リヴァプールがバイエルンのスポーツ部門の取締役を務めるマックス・エバール氏に対して、L・ディアスを売却する意思がない旨を伝達したことにより、両クラブ間での交渉は即座に打ち切られたようだ。リヴァプールは同選手を今後数シーズンにおけるキープレーヤーの一人と考えており、今夏のいかなるオファーも拒否する構えと報じられている。

 現在28歳のL・ディアスは母国のジュニオールFCやポルトを経て、2022年1月からリヴァプールでプレーしている。ここまで公式戦通算148試合で41ゴール23アシストをマークし、2024-25シーズンのプレミアリーグ制覇にも大きく貢献。現行契約を2027年6月末まで残す中、今夏にはバルセロナやアル・ナスルからの関心も明らかになっていた。

 なお、バイエルンはWGの獲得候補としてミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンやマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードらをリストアップしているようだ。
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