現在32歳のジャカは、2010年に母国スイスのバーゼルでプロキャリアをスタート。ボルシアMGでのプレーを経て、2016年5月にアーセナルへと完全移籍で加わった。一時はキャプテンを務めるなど主力として活躍し、7シーズンにわたってクラブの中盤に君臨。2023年7月には5年契約を締結してレヴァークーゼンに加入した。1年目の2023-24シーズンにはチームのブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献。2024-25シーズンは公式戦49試合2ゴール7アシストを記録した。
今夏の移籍市場では、プレミアリーグ昇格を果たしたサンダーランドとトルコのフェネルバフチェによる関心が報じられるジャカ。代理人ホセ・ノゲラは、ジャカとサンダーランドが基本合意に至ったことを明言しており、「グラニトはプレミアリーグに戻りたがっている。サンダーランドに魅力を感じており、この挑戦を受け入れたいと望んでいるのだ。レヴァークーゼンが彼の移籍希望に応じ、両クラブが速やかに合意に達することを願っている」と選手側の退団意思を強調していた。
そうしたなか、今夏にレヴァークーゼンの指揮官に就任したテン・ハフ監督が、ジャカの去就に関してコメント。「グラニトは明らかな主力選手だ。
なお『スカイ』は、ジャカとサンダーランドが1年の延長オプションが付帯した3年契約で合意したと主張。一方、クラブ間での交渉は現在も進行中であり、レヴァークーゼンが最大2000万ユーロ(約34億円)を要求していると報じた。