リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督は、コロンビア代表FWルイス・ディアス、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがプレシーズンマッチのミラン戦を欠場した理由を明かした。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。


 リヴァプールは今夏、プレシーズンでアジアツアーを実施。26日に香港でミランと対戦し、2-4で敗戦。30日には日産スタジアムで横浜F・マリノスとの一戦を控えている。

 ミランとの試合では、L・ディアスとヌニェスがメンバー外となった。アジアツアーの帯同メンバーには両名とも選ばれているものの、スタンドから試合を見守った。スロット監督は試合後、L・ディアスの欠場について「将来を巡る憶測のため、メンバー外となった」と発言した。

 現在28歳のL・ディアスは去就が不透明となっており、今夏の移籍市場で、ウイングの補強を画策するバルセロナとバイエルンが関心。バルセロナはマンチェスター・ユナイテッドからイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを獲得したことから、現在はバイエルンがL・ディアス獲得の有力候補とされている。

 さらにドイツメディア『スカイスポーツ』は25日、「バイエルンがリヴァプールに対して新たなオファーを提出した」と報道。今回のオファーは以前にリヴァプールに拒否された6750万ユーロ(約117億円)を上回るものとも伝えられており、リヴァプール指揮官の発言は同選手の退団を示唆するものとなった。

 またヌニェスも今夏の退団を噂されているが、スロット監督は、「ダルウィンはケガをしていた」と欠場の理由を説明している。
 
編集部おすすめ