リヨンに所属するベルギー代表FWマリック・フォファナは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するクラブへの移籍を望んでいるという。27日、ベルギー人ジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏が伝えている。


 現在20歳のM・フォファナは、ヘントの下部組織出身で、2022年7月に17歳の若さでトップチームデビューを飾った。その後、2024年1月にリヨンに完全移籍を果たすと、2024-25シーズンには公式戦41試合に出場。左ウイングで躍動し、11ゴール6アシストの成績を収めた。

 そんな注目株のM・フォファナには、多くのクラブが関心を示しており、プレミアリーグのエヴァートンがリヨンに対して3600万ユーロ(約62億円)の移籍金でオファーしたことが報じられている。しかし、リヨンは最低でも固定額として4000万ユーロ(約69億円)以上の移籍金を要求をしているようで、今後も交渉が続く見通しだ。

 また、タヴォリエリ氏によると、M・フォファナはCL出場クラブでのプレーを希望しており、今夏の移籍市場ではノッティンガム・フォレストからのオファーをすでに拒否しているという。現時点ではエヴァートン以外に具体的なオファーは届いていないものの、バイエルンやリヴァプールが関心を示している模様で、今後の市場の動向次第ではビッグクラブによる争奪戦に発展する可能性もあるようだ。
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