女子EURO2025決勝が27日に行われ、前回大会王者であるイングランド女子代表と、大会初制覇を狙うスペイン女子代表が対戦。
試合は25分にマリオナ・カルデンテイのヘディング弾でスペインが先制に成功したものの、57分にアレッシア・ルッソが頭で同点弾を決め、イングランドが追いついて90分が終了。延長戦でもスコアは動かず、120分を終えると、PK戦を3-1で制したイングランドが2大会連続2度目の女子EURO制覇を成し遂げた。
なお、今大会のプレイヤー・オブ・ザ・トーナメント(大会最優秀選手)にはMFアイタナ・ボンマティ(スペイン女子代表)が選ばれたほか、ヤング・プレイヤー・オブ・ザ・トーナメント(大会最優秀若手選手)にはFWミシェル・アジェマン(イングランド女子代表)、得点王にはFWエスター・ゴンザレス(スペイン女子代表、4ゴール)が輝いている。
また、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』によると、今大会の決勝には3万4203人が来場し、女子EURO決勝では過去最多、歴代でも4番目に多い入場者数を記録。今大会を通した総観客数は65万7291人という記録的な数字となり、女子EUROでは初めて平均観客数が2万人を超えたことが伝えられている。