インテルは今夏の移籍市場でアタランタに所属するルックマンに注目。すでに5年契約で個人合意に達したとも報じられているが、依然としてクラブ間合意には至っていない。インテルはアタランタに対して、移籍金4000万ユーロ(約68億円)のオファーを提出したが、アタランタは5000万ユーロ(約86億円)を求めており、交渉は停滞している状況だ。
すでにインテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は「我々はルックマンが欲しい」と公言しているが、マロッタ会長もルックマンについて言及。「ルックマンが興味深い選手であることは否定しない。(アタランタの)ペルカッシ会長とも少し話をしたが、我々は優秀な選手を要求することにためらいはない」とコメント。一方で、交渉が長引いた場合はターゲットを変更する可能性も示唆し、「今後数日中に結論が出なければ、別の決断を下すだろう」と語っている。
またイタリアメディア『フットボール・イタリア』は、「ルックマンの移籍交渉は7月末が決定的な日になる」と報道。さらには、移籍金4500万ユーロ(約77億円)+ボーナス500万ユーロ(約86億円)のオファーであれば、取引は合意に至る可能性が高いとの見方を示している。