現在25歳の横田は川崎フロンターレの下部組織出身で、2018年に渡独し、FSVフランクフルトに加入。
その活躍ぶりから、ザンクト・パウリ(ドイツ1部)が関心を示し“個人昇格”の可能性も取り沙汰されたが、最終的にはハノーファーへのレンタル移籍が決定。今シーズンも引き続き、2.ブンデスリーガでプレーすることとなった。
横田はハノーファー加入に際し、クラブ公式サイトを通じて、「ハノーファーの一員になれてうれしいです。加入に向けての交渉は非常に前向きなもので、どうしても移籍したいと思っていました。首脳陣は僕の強みを理解してくれて、チームにどのようにフィットできるか明確に説明してくれました。これからピッチで全力を尽くしたいです」と語り、クラブの1部昇格へ向けて意気込みを示した。
また、マーカス・マンMD(マネージングディレクター)は、横田について「加速力に優れ、1対1の状況でも機敏に動き、トランジションに強みを持つ選手だ」と評価。「昨シーズンは2部リーグでその実力をすでに証明している。彼がハノーファーを選んでくれたことをうれしく思う」と述べている。
なお、横田は今夏、水戸ホーリーホックから完全移籍に切り替わったDF松田隼風とチームメイトとなる。