マンチェスター・ユナイテッドに所属するカメルーン代表FWブライアン・ムベウモが、同クラブ加入の決め手について語った。29日、イギリスメディア『デイリーメール』が同選手のコメントを伝えている。


 現在26歳のムベウモは、2019年にブレントフォードに加入すると、加入初年度から主力選手として活躍し、クラブの1部昇格に貢献。それ以来、ブレントフォードの攻撃をけん引し続け、2024-25シーズンはリーグ戦でキャリアハイとなる20ゴールを記録した。

 そんなムベウモは今夏の移籍市場で注目を集め、トーマス・フランク監督が就任したトッテナムなど複数クラブが獲得に関心を示したが、粘り強い交渉を続けたマンチェスター・ユナイテッドが完全移籍で獲得。移籍金は総額7100万ポンド(約141億円)になると報じられている。

 そしてムベウモはマンチェスター・ユナイテッド移籍の理由について、「僕は挑戦が好きなんだ。世界最高の舞台でプレーしたいという気持ちは誰にでもあると思うし、オールド・トラッフォードはその1つだ。2週間ごとにそこでプレーできるのは大きいことだ」とコメント。“夢の劇場”でのプレーを心待ちにしている。

 様々な選択肢があったなか、移籍の決め手となったのはマンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督との会話のようで、「マンチェスター・ユナイテッドのプロジェクトは僕にとても合っていた」と語り、以下のように続けた。

「ルベンと友好的で建設的な会話をしました。彼はプロジェクトについて説明してくれたし、彼の『我々は勝利を好み、最高のチームとなりたい』という言葉にはとても共感した。それが実現できるように努力したいと思っているよ」
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