アーセナルに所属するベルギー代表FWレアンドロ・トロサールに、ドルトムントが関心を寄せているようだ。29日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。


 現在31歳のトロサールは、母国ベルギーのヘンクでプロキャリアをスタート。国内クラブへ4度のレンタル移籍を繰り返しながら頭角を表し、2019年6月にブライトンへのステップアップを果たした。イングランドの地でも加入1年目から定位置を掴み、2023年1月にアーセナルへ完全移籍。ここまでの2年半で公式戦124試合に出場しながら、28ゴール21アシストを記録している。

 アーセナルとの現行契約を2026年6月末まで残すトロサール。今夏の移籍市場ではバイエルンなどによる関心が噂されている同選手だが、ウインガーの補強を狙うドルトムントも視線を送っているようだ。また、『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によれば、プレミアリーグの2クラブから具体的なオファーも届いている模様。今夏での退団の可能性を指摘した。

 なお、トロサールの現行契約には1年の延長オプションも付帯しており、一部メディアはアーセナルが2029年夏までの契約延長交渉に着手したと報じている。トロサールはどのような決断を下すのだろうか。
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