プレミアリーグ連覇を目指すリヴァプールは今夏に大型補強を敢行しており、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、フランス人FWウーゴ・エキティケらを獲得。戦力拡充に向けた動きは現在も続いており、イサクに巨額のオファーを提示する可能性が取り沙汰されている。
『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、リヴァプールはイサクに最長で2031年6月末までとなる長期契約を提示し、すでに口頭合意に達しているとのこと。年俸についてはエキティケと同程度になる可能性が高いと伝えている。ニューカッスルが今夏の売却に応じるかは定かではないが、両クラブは引き続き連絡を取り合っているようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、イサクのリヴァプール移籍の可能性について「数週間前に決断は下されており、個人的な条件は問題にならないだろう」と指摘。サウジ・プロフェッショナルリーグの強豪アル・ヒラルからの関心も噂されているが、イサクにとってはリヴァプールが唯一の明確な選択肢となっており、今夏の移籍に前向きだという。ニューカッスルが売却に応じた場合に備え、リヴァプールは巨額のオファーを提示する準備を整えているようだ。
現在25歳のイサクは2023年夏にレアル・ソシエダからクラブ史上最高額の7000万ユーロ(約119億円)でニューカッスルに加入した。すぐさまセンターフォワード(CF)の定位置を掴むと、ここまで公式戦通算109試合に出場し62ゴール11アシストをマーク。昨シーズンはプレミアリーグで得点ランキング2位の23ゴールを挙げたほか、クラブにとって70年ぶりの国内タイトルとなるカラバオカップ制覇に貢献した。