アタランタはインテルが提示したアデモラ・ルックマン獲得の最新のオファーを拒否したようだ。1日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。


 セリエA王座奪還を目指すインテルは今夏の移籍市場で、アタランタのルックマン獲得を画策。すでに同選手と5年契約で個人合意に達したと伝えられているが、クラブ間交渉は難航し、移籍金を巡って両クラブの要求額に開きがあり、合意には至っていない。

 インテルは以前にアタランタに対して、4000万ユーロ(約68億円)のオファーを提示したものの、5000万ユーロ(約85億円)を求めるアタランタはこれを拒否。今回、インテルは4200万ユーロ(約71億円)とボーナス300万ユーロ(約5億円)の改善したオファーを提示したが、再び断られたという。『フットボール・イタリア』は「アタランタはいかなるボーナスが加えられたとしても、5000万ユーロを希望している」と伝え、アタランタが譲歩する意思を持っていないことを強調している。

 この状況を受けて、インテルは他のターゲットへの切り替えを検討している模様。ルックマンの獲得交渉は暗礁に乗り上げつつある。

 なお、アタランタは8月2日に親善試合でライプツィヒと対戦。渦中のなかにいるルックマンはその帯同メンバーに選出されていないことが報じられている。
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