ここまでラ・リーガで唯一選手獲得がなかったレアル・ソシエダにとっては、ようやく今夏最初の補強となる。
1996年9月生まれのチャレタ・ツァルは、身長193センチメートルのセンターバック。生まれ故郷のクラブであるシベニクにて15歳でデビューを飾り、2013年夏にザルツブルクへ移籍。同クラブでオーストリア・ブンデスリーガ4連覇に貢献し、2018年夏にマルセイユへと加わった。
マルセイユでも主力として活躍し、2022年夏からはサウサンプトンに加入した。しかし、同クラブでは定位置をつかめず、1年後にリヨンへ移籍。リヨンでは在籍2シーズンで公式戦通算57試合に出場した。
また、クロアチア代表では33キャップを数え、準優勝したFIFAワールドカップロシア2018にも出場したチャレタ・ツァル。同選手はレアル・ソシエダ加入に際し、「偉大な歴史、素晴らしい街とスタジアム、驚くべきファンベースを持ったクラブの一員となれたことを嬉しく思う。全力を捧げて若いチームを助けたい。野心的なプロジェクトであることは理解しており、チームを助け、良いサッカーを展開し、ファンを喜ばせ、最後に目標を達成するため、ここへやってきた」と、新天地での意気込みを示している。
【公式動画】ラ・レアルがチャレタ・ツァル獲得を発表