ニューカッスルは2日、サウサンプトンに所属するイングランド代表GKアーロン・ラムズデールを1シーズンの期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 現在27歳のラムズデールは、シェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身で、2021年夏にアーセナルに完全移籍を果たした。
加入1シーズン目から正GKの座を確保するも、2023年夏のスペイン代表GKダビド・ラヤの加入により、序列が低下。翌年の夏にサウサンプトンへ活躍の場を移していた。

 サウサンプトンでは公式戦32試合に出場するなど正GKとして奮闘したが、クラブは1年でチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定。ラムズデール自身は、プレミアリーグでのプレーを望んでいることから今夏の去就に注目を集めていたが、ニューカッスルがレンタル移籍で獲得。報道によると、シーズン終了後の買取オプションも付帯するようだ。

 加入発表に際し、ラムズデールはニューカッスルの公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「ここに来ることができてうれしい。いつもここのファンの情熱と歓声の大きさを目の当たりにしてきたし、セント・ジェームズ・パークでプレーするのが大好きだった。常に最高の結果を残してきたわけではないと思うが、ファンの応援があれば、ここは最高の場所となる」

「ここが僕のホームになるのは想像できない気持ちだ。ユニフォームには素敵なチャンピオンズリーグのバッジがついているし、加入することができて本当にうれしいよ」

 またラムズデールはエディ・ハウ監督とボーンマス時代に共闘。指揮官は同選手を「チームにさらなる実力と国際経験をもたらしてくれる」と歓迎の言葉を送っている。


【動画】ニューカッスルがラムズデール獲得を発表



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