現在33歳のC・ウィルソンは地元クラブのコヴェントリーで2009年にプロデビュー。2014年にボーンマスへ移籍すると、1年目からチャンピオンシップで20得点を記録し、クラブのプレミアリーグ初昇格の立役者となった。その後、2度の十字じん帯断裂に見舞われたものの、プレミアリーグ屈指のイングランド人ストライカーに成長を遂げ、2018年にはイングランド代表デビューも果たし、2020年9月にニューカッスルに移籍した。
2024-25シーズンは2度の負傷離脱がありながら、公式戦22試合に出場したものの、途中出場が主だったこともあり、1ゴールを挙げるにとどまったC・ウィルソン。ニューカッスルでは通算130試合出場で49ゴール11アシストを記録したが、契約延長に合意することができず、昨季限りで契約満了に伴い、ニューカッスルを退団していた。
そんななか、新天地がウェストハムに決定したC・ウィルソンは同クラブ公式サイトで以下のように意気込みのコメントを発表している。
「ウェストハムのような素晴らしいクラブに加入できることをとても嬉しく思っている。ここは僕と同じように情熱、努力、献身性、そして成功への強い意志を持っているクラブだ。その一員になることができて嬉しく思っている」
「挑戦を楽しみにしている。チームには素晴らしい才能が揃っている。そして監督が就任した今、全員がチームとして一つになり、リーグで可能な限り上位に食い込んでいくという目標達成に向けて、全員が同じ方向を向いて取り組んでいる。これはファンにとっても、チームにとっても、そしてチームの質にとっても当然のことだと思う」