現在26歳のヌニェスは、ペニャロール(ウルグアイ)でプロキャリアをスタートさせると、アルメリア(スペイン)でのプレーを経て、2020年9月にベンフィカに加入。2021-22シーズンにリーグ得点王を受賞した後、2022年7月にリヴァプールに7500万ユーロ(約128億円)から最大1億ユーロ(約171億円)に達する可能性がある変動性の移籍金で加入した。
ここまでリヴァプールでは公式戦143試合出場で40ゴール26アシストを記録しているが、絶対的な存在にはなれておらず。アルネ・スロット監督が就任した昨シーズンは公式戦47試合に出場したが、先発出場は17試合にとどまり、7ゴール7アシストという成績に終わった。
今夏の移籍市場でリヴァプールが積極的な動きを見せていることもあり、複数クラブから関心が寄せられているヌニェスにはかねてより退団の可能性が浮上しており、去就には注目が集まっている。
そんななか、今回の報道によると、ミランもヌニェスの獲得に動き始めた模様で、フランス人FWアルノー・カリミュエンド(レンヌ)やセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)なども候補に挙げられているものの、ヌニェスを第一候補としていることが伝えられている。
すでにミランはヌニェス本人との交渉をし始めた一方で、リヴァプールとの交渉は難航することが予想されているほか、まだ正式オファーを提示していないものの、アル・ヒラルも同選手への関心を強めている模様で、争奪戦にもなりそうだが、果たしてミランは同選手を獲得することができるのだろうか。