現在22歳のホイルンドは2020年10月にコペンハーゲン(デンマーク)でトップチームデビューを飾ると、シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)やアタランタ(イタリア)でのプレーを経て、2023年8月に7200万ポンド(約141億円)と見られる移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入した。
2シーズンで公式戦95試合出場で26ゴール6アシストを記録しているが、昨季リーグ戦は32試合出場で4ゴールを挙げるにとどまるなど、移籍金に見合う活躍を見せることがなかなかできておらず、サポーターから度々批判を受けている。
このような状況からマンチェスター・ユナイテッドは攻撃陣の補強に動いており、現在はスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(ライプツィヒ)の獲得に関心を示していることが明らかになっている。
マンチェスター・ユナイテッドとしては選手売却をする前に獲得に動くことができると考えているようだが、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)を遵守するためには売却が必要であることも周知の事実となっている。
そのため、シェシュコが加入した際には同じポジションであるホイルンドの売却に動くと見られており、マンチェスター・ユナイテッドは3000万ポンド(約59億円)での売却を受け入れる方針を固めたようだ。
なお、ホイルンドとしては残留を望んでいることを明確にしているが、果たしてマンチェスター・ユナイテッドはシェシュコ獲得にこぎつけ、ホイルンドの売却にも動くことになるのだろうか。