同紙によると、リヨンとリヴァプールは現地時間の2日朝、モートンの移籍金1000万ユーロ(約17億円)とボーナス最大500万ユーロ(約8億5000万円)でクラブ間合意に達した模様。モートンはリヨンと5年契約を結ぶと見られている。
フォンセカ監督は同日に行われたプレシーズンマッチのバイエルン戦後、モートン獲得の噂に言及。「彼は私がとても好む選手だ。パスの能力に優れ、狭いスペースのなかでも快適にプレーする。私たちの試合にフィットする特徴の持ち主だ」と語り、モートンのリヨン加入が近づいていることを認めた。
守備的MFを本職とするモートンは現在22歳。リヴァプールの下部組織に入団し、2021年9月にトップチームデビューを飾った。2022-23シーズンはブラックバーン、23-24シーズンはハル・シティに期限付き移籍し、レンタル先で評価を高めた。しかし、リヴァプールに復帰した24-25シーズンはトップチームで出場機会を得られず、公式戦の出場は5試合のみにとどまった。
リヴァプールは今夏の移籍市場で3億ユーロ(約510億円)以上を投じ、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツやU-21フランス代表ウーゴ・エキティケらを獲得している。“ビッグサマー”の裏ではモートンら余剰戦力の整理も進んでおり、コロンビア代表FWルイス・ディアスやU-21イングランド代表DFジャレル・クアンサーらの売却はすでに完了。