ソンは2日、韓国で開催されたニューカッスルとの親善試合を前にした会見で、今夏にトッテナムを退団すると語った。そして3日、ソンはニューカッスル戦に先発出場。ゴールに関与することはなかったが、65分の交代時には観客席から大きな拍手が沸き起こり、トッテナムとニューカッスルの選手たちは花道を作ってソンを見送った。
試合後、ソンは『SPURSPLAY』を通じて「FAカップ、カラバオカップを含む5つの大会(プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ)すべてで優勝してほしい。それが僕の願いであり、希望だ」とコメント。2024-25シーズン、主将としてヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献したソンが、トッテナムのさらなる成功を願った。
そしてソンは、「美しい瞬間、素晴らしい瞬間しか思い浮かべることができない。だからこそ、みんなに別れを告げるときが来たんだ。スパーズはいつだって心の中にある。スパーズという家族の一員として応援するよ」と、思いを語った。
また、ソンは「正直に言って、ここ数週間は本当に大変だった。トレーニングでも試合でも自分の力が出せなかったんだ。
ラストマッチとなったニューカッスル戦は「状態もパフォーマンスもベストではなかった」としつつも、「この美しい瞬間を共有できたことは、一生の思い出になる」と振り返った。
【ハイライト】ソン・フンミンの“ラストマッチ” トッテナムvsニューカッスル