ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第2節が3日に行われ、シャルルロワとシント・トロイデンが対戦した。

 開幕節(第1節)のヘント戦に勝利したシント・トロイデンは、GK小久保玲央ブライアン、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎が先発。
主将のDF谷口彰悟、MF松澤海斗はベンチスタートとなった。

 試合は24分、伊藤からのスルーパスに反応した山本がボックス内で倒され、PKを獲得。このPKを伊藤がゴール右に決め、シント・トロイデンに先制点をもたらした。

 しかし41分、GK小久保玲央ブライアンがペナルティーアークまで飛び出してクリアしたボールがボックス内へ。シャルルロワのニコラ・シュトゥリッチがそのボールに頭でうまく合わせ、シュートは無人のゴールに吸い込まれた。

 同点とする得点を決めたシュトゥリッチだったが、65分、ヴィサル・ムスリウに対するファウルでこの試合2枚目のイエローカードを提示されて退場。シャルルロワは10人での戦いを強いられることに。その後、シント・トロイデンは猛攻を仕掛けたが、最後までゴールネットを揺らせずに1-1で試合終了。シント・トロイデンは連勝とはならなかった。なお、谷口は80分から途中出場した。

 次節、シャルルロワは10日にアウェイでラ・ルヴィエールと、シント・トロイデンは8日にFCVデンデルEHとそれぞれ対戦する。

【スコア】
シャルルロワ 1-1 シント・トロイデン

【得点者】
0-1 24分 伊藤涼太郎(PK/シント・トロイデン)
1-1 41分 ニコラ・シュトゥリッチ(シャルルロワ)
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