パルマに所属するU-19イタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニは、ビッグクラブから注目を集めているようだ。9日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。


 レオーニは2006年12月21日生まれの現在18歳。パドヴァの下部組織出身で、2023年3月にセリエC(イタリア3部)のリーグ戦でトップチームデビューを飾った。2024年2月にサンプドリアへレンタル移籍を果たすと、シーズン終了後に完全移籍へと移行。しかし2024年8月には、サンプドリアからパルマへの完全移籍が発表された。

 2024-25シーズンの序盤はベンチを温める時間が多かったものの、シーズン後半戦はスタメンに定着。最終的にリーグ戦17試合に出場した。196㎝の長身を生かした守備と、ビルドアップ能力を兼ね備えたレオーニには、プレミアリーグのリヴァプールが関心。リヴァプールは3500万ユーロ(約60億円)のオファーを提示したようだが、4000万ユーロ(約68億円)を要求するパルマに拒否されたことが報じられている。

 さらにミランとインテルも同選手の獲得に興味を示しているという。とりわけ前者は、ドイツ人DFマリック・チャウがニューカッスル移籍に近づいていることから、後釜として獲得に動く準備を進めているようだ。一方インテルは、DFヤン・アウレル・ビセック、MFクリスティアン・アスラーニ、FWメフディ・タレミの売却が条件になるとの見解も伝えられている。
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