昨季のチャンピオンシップで優勝を果たし、3シーズンぶりにプレミアリーグへ昇格したリーズ。
試合の立ち上がりはリーズが主導権を握り、さっそく10分に決定機を作り出す。相手のパスミスから右サイドでボールを奪い、素早くロングカウンターに移行。ウィルフリード・ニョントのラストパスからアントン・シュタッハがボックス正面で右足を振るが、シュートはクロスバーに弾かれた。田中も右のインサイドハーフとしてゲームを組み立てつつ、守備では鋭いボール奪取も披露していく。
しかし、最初にスコアを動かしたのはミランだった。徐々にリズムを取り戻しながら支配率を高め、複数のチャンスを演出。すると31分、左サイドに流れたノア・オカフォーがドリブルでペナルティエリアに切り込み、外側を駆け上がってパスを受けたサムエル・チュクウェゼがワンタッチでクロスを送る。ゴール前での混戦からファーにボールが流れ、最後はサンティアゴ・ヒメネスがネットを揺らした。
その後も田中は64分に見せた縦パスなどでチャンスを作り、67分に交代でピッチを後にする。そんななか、直後にシュタッハの鮮やかなコントロールショットでリーズが同点弾を獲得。
【スコア】
リーズ 1-1 ミラン
【得点者】
0-1 31分 サンティアゴ・ヒメネス(ミラン)
1-1 67分 アントン・シュタッハ(リーズ)