レヴァークーゼンはセビージャに所属するフランス代表DFロイク・バデの獲得を目指しているようだ。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じている。


 今夏、シャビ・アロンソ前監督がレアル・マドリードに旅立ったレヴァークーゼンは、後任としてエリック・テン・ハフ監督を招へい。MFフロリアン・ヴィルツ、MFグラニト・ジャカ、DFヨナサン・ター、DFジェレミー・フリンポンら2023-24シーズンのブンデスリーガ無敗優勝を支えた主力選手らが退団した一方、MFマリク・ティルマン、DFジャレル・クアンサーなどの若手選手を獲得している。

 そんななか現在は、セビージャでセンターバック(CB)を務めるバデに関心を示している模様。指揮官が3バックのシステムを採用するためCBの補強に動いているという。現在は両クラブ間で交渉が行われており、移籍金は2500万ユーロ(約42億円)から3000万ユーロ(約51億円)になる見込み。また、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「交渉は進行中」と報じている。

 さらに、スペインメディア『アス』によると、レヴァークーゼンは先週、移籍金1800万ユーロ(約30億円)のオファーを提示したが、セビージャ側に拒否されており、その後新たな条件で再オファーを行ったという。

 現在25歳のバデは、ル・アーヴルの下部組織出身で、2020年1月にトップチームデビュー。その後、RCランス、レンヌを経由し、2022年12月にセビージャにレンタルで加入。シーズン終了後には完全買い取りオプションが行使され、ここまで公式戦93試合に出場している。また、今年6月にはフランス代表デビューを果たしている。
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