2023年夏にレアル・ソシエダからクラブ史上最高額の7000万ユーロ(約120億円)でニューカッスルに加入し、初年度からエースストライカーとして得点を量産しているイサク。ここまで公式戦通算109試合出場62ゴール11アシストという成績を残しており、昨シーズンのプレミアリーグでは得点ランキング2位の23ゴールをマーク。70年ぶりの国内タイトルであるカラバオカップ制覇にも大きく貢献した。
そんなイサクだが、昨シーズンのプレミアリーグを制したリヴァプールからの関心が明らかになっており、選手本人も今夏の移籍希望をニューカッスルに伝達した模様。最長で2031年6月末までとなる長期契約締結で個人合意に達したとも報じられているが、リヴァプールが提示した推定1億1000万ポンド(約218億円)のオファーはニューカッスルに拒否された。
報道によると、ニューカッスルはイサクの去就に関して一貫した姿勢を取っており、今夏の移籍を認めない旨を選手本人に通達したとのこと。激怒したイサクはこの決定を受け入れることができておらず、現在はエディ・ハウ監督の指示の下、トップチームから離れて個別トレーニングを積んでいるという。リヴァプールは同選手へ関心を寄せ続けているものの、ニューカッスルの方針が変わらない限り、2度目のオファー提示に踏み切る可能性は低いようだ。
なお、ハウ監督は現地時間8日に行われたエスパニョールとの親善試合後に「このような結果を望みたくないが、アストン・ヴィラ戦で現状が変わるとは思えない」と言及し、イサクが2025-26シーズンのプレミアリーグ開幕戦を欠場することを示唆した。