ニューカッスルは12日、ミランからドイツ代表DFマリック・チャウを完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「12」を着用する。


 なお、ニューカッスルは契約期間について長期とだけ明かしており、移籍金についても非公開となっているが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、3600万ユーロ(約62億円)の固定費に400万ユーロ(約7億円)の追加オプションが付随する移籍金で両クラブが合意したほか、チャウは2029年6月30日までとなる4年契約を締結したことを伝えている。

 現在24歳のチャウはボルシアMGやシャルケなどのユースで育ち、2020年3月に18歳でシャルケのトップチームデビューを果たした。同クラブで通算61試合に出場した後、2022年8月にミランに加入。昨季は公式戦31試合に出場するなど、通算では85試合出場に出場していた。2023年6月にはドイツ代表デビューも果たし、通算3試合に出場している。

 今夏3人目の新加入選手としてニューカッスルに加わることになったチャウはクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この素晴らしいクラブに加入することができて本当に嬉しい。新しいチームメイトやスタッフの皆と会ってトレーニングが始まるのが待ちきれない。監督はクラブと同じように選手としての僕に何を求めてどのようなビジョンを描いているのかを示してくれた。本当に楽しみにしている」

「ニューカッスルはその名を物語っている。素晴らしいクラブであり、情熱的なファンを抱えるビッグクラブだ。セント・ジェームズ・パーク(本拠地)で彼らの姿を見るのが待ちきれないね」
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