エクアドル代表MFモイセス・カイセド(現:チェルシー)やアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター(現:リヴァプール)、ドイツ代表MFパスカル・グロス(現:ドルトムント)など、近年は主力級の流出が相次いでいるブライトン。今夏にはブラジル代表FWジョアン・ペドロがチェルシーへ移籍し、三笘と左サイドでコンビを組んでいたエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンもミランへ活躍の場を移した。
エストゥピニャンの“後釜”として加入したのが、クラブ・ブルッヘで頭角を表し、昨年6月にベルギー代表デビューを飾ったデ・カイペルだ。現地時間9日に開催されたヴォルフスブルクとの親善試合では左SBとして先発出場。左ウイング(WG)に入った三笘とともに存在感を放ち、後半には決勝点をマークして2-1の勝利に大きく貢献した。
そんなデ・カイペルは新天地での日々について「チームメイトのことや自分たちのプレースタイルを理解し始めているし、毎週のように成長している。ここはまさに家族のようなクラブで、みんなが互いに助け合っている。最初から明らかことだったし、その環境を最大限活用しようと思っている。初日からみんなが助けてくれたし、おかげでスムーズに進んでいるよ」と言及。左サイドで“相棒”となるであろう三笘との連携については次のように手応えを示した。
「誰もが彼の才能を知っていると思う。彼の強みを生かすことができれば、そして彼が2人のDFを引き付けてくれれば僕にもスペースが生まれるし、そこから何かできると思う。
ブライトンは現地時間16日に開催されるプレミアリーグ開幕節でフルアムと対戦。三笘とデ・カイペルのコンビネーションにも注目が集まる。