日本代表MF田中碧が所属するリーズは、昨シーズンのチャンピオンシップでバーンリーとの熾烈な優勝争いを制してプレミアリーグ昇格。当面の目標となる残留に向けて、今夏の移籍市場ではニューカッスルから獲得したイングランド人MFショーン・ロングスタッフなどここまで合計7名を補強しているが、プレミアリーグでの実績豊富なストライカーが加入することとなるようだ。
報道によると、リーズはカルヴァート・ルーウィンが契約満了に伴い6月末でエヴァートンを退団した直後から交渉を進めていたとのこと。移籍金が発生しないフリートランスファーでの獲得について基本合意に達し、近日中にメディカルチェックが行われる予定だという。加入が実現すれば、リーズにとっては今夏の移籍市場での8人目の補強となる。
現在28歳のカルヴァート・ルーウィンはシェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身で、2014-15シーズンにトップチームデビューを飾った。2016年夏に完全移籍加入したエヴァートンでは度重なる負傷に悩まされながらも、公式戦通算273試合に出場し71ゴール22アシストをマーク。近年は遠ざかっているが、イングランド代表では国際Aマッチ通算11試合出場4ゴールという成績を残している。
なお、リーズは現地時間18日のプレミアリーグ開幕節で、カルヴァート・ルーウィンの古巣であるエヴァートンと対戦。その後、8月中にはアーセナルならびにニューカッスルとの対戦が控えている。