今夏の移籍市場で、精力的な動きを見せているリヴァプールは、レヴァークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツとオランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ボーンマスからハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ、フランクフルトからフランス人FWウーゴ・エキティケらを獲得している。
現在はスカッドの中で層の薄いセンターバック(CB)の補強を推し進めており、クリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイ獲得に向けて、交渉を行っていることが報じられている。さらにグエイだけでなく、昨シーズンにセリエAデビューを飾ったレオーニの獲得にも迫っているという。
同選手に対しては、ミランやインテルも獲得に興味を示していたが、リヴァプールが獲得に「非常に近づいている」とのこと。さらにジェイコブス氏は「取引は24時間以内に成立する可能性ある」と報じるとともに、「移籍金は3000万ポンド(約59億円)で、それよりも安くなる可能性もある」と伝えている。
また、移籍市場に詳しい『スカイ・ドイツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者も「リヴァプールとレオーニが口頭合意に達した」と報道。リヴァプール移籍は濃厚となりつつあるようだ。
現在18歳のレオーニはパドヴァの下部組織出身。2024年2月にサンプドリアへレンタル移籍を果たすと、シーズン終了後に完全移籍へと移行した。しかし、その約2カ月にはパルマへの完全移籍が決定。2024-25シーズンの序盤はベンチを温める機会が多かったものの、後半戦は定位置を確保し、リーグ戦17試合に出場した。