9シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を果たしたサンダーランドは、今夏の移籍市場でおよそ1億3200万ポンド(約264億円)を投じ、スイス代表MFグラニト・ジャカら11選手を獲得している。しかし、過去2シーズン連続で昇格組が1部残留に失敗している厳しい現実を受けて、レジス・ル・ブリ監督はさらなる選手獲得を示唆していた。
そんな“ブラックキャッツ”の12人目の新戦力は、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグでの経験が豊富な27歳のムキエレになる見込みだ。報道によると、PSGと950万ポンド(約19億円)+ボーナス最大250万ポンド(約5億円)でクラブ間合意に達したという。ムキエレは今週末にもメディカルチェックと契約へのサインのため、タイン・アンド・ウィアに上陸するという。
1997年11月生まれのムキエレは、スタッド・ラヴァルでプロデビュー後、2017年1月に加入したモンペリエでブレイクし、2018年夏にライプツィヒへ移籍した。4シーズンを過ごした同クラブでは公式戦通算146試合に出場し、2021-22シーズンにクラブ史上初タイトルのDFBポカール優勝を経験した。
2022年夏にPSGへのステップアップを果たしたものの、満足な出場機会は得られず、2シーズンで公式戦45試合の出場にとどまった。昨季はレヴァークーゼンに期限付き移籍し、公式戦24試合に出場していた。