両選手はともに2030年6月30日までとなる5年契約を締結したことが発表。
また、『スカイスポーツ』はハッチンソンの移籍金が3750万ポンド(約75億円)であることを伝えているほか、イギリスメディア『talkSPORT』によると、古巣のチェルシーはハッチンソンの契約に売却条項を付けていたことから、今回の移籍による利益の25パーセントとなる約400万ポンド(約8億円)をチェルシーが得ることになったようだ。
現在22歳のマカティーは11歳からマンチェスター・シティの下部組織に所属し、2021年9月にトップチームデビューを飾った。シェフィールド・ユナイテッドへの計2年間にわたるレンタル移籍で経験を積んだ後、2024-25シーズンはマンチェスター・シティで1年間を過ごし、トップチームでは通算34試合出場で7ゴールを記録した。
現在21歳のハッチンソンは2008年にチェルシーの下部組織に加入。2012年にチャールトン・アスレティックにスカウトされて移籍すると、その後はアーセナルの下部組織にも所属し、2022年7月にチェルシーの下部組織に復帰。2023年1月にはトップチームデビューを果たし、通算2試合に出場した。
2023年7月にイプスウィッチへとレンタル移籍となると、プレミアリーグ昇格に貢献を果たし、昨年夏に最大2200万ポンド(約44億円)と見られる移籍金で完全移籍となった。1年でチームは降格となったものの、昨シーズンはプレミアリーグ31試合出場で3ゴール2アシストという成績を残していた。
なお、両選手ともに今夏に開催されたUEFA U-21欧州選手権2025にU-21イングランド代表として出場。マカティーはキャプテンを務めてチームを牽引し、決勝戦ではプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(最優秀選手)に選出される活躍を見せた。また、ハッチンソンも主力の一人として決勝戦で得点を挙げるなど、同代表の大会連覇に大きく貢献していた。
総額6750万ポンド(約135億円)と見られる移籍金で加入した両者はノッティンガム・フォレストのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
■ジェームズ・マカティー
「新たな挑戦への準備はできている。クラブは昨年素晴らしいシーズンを送ったので、その勢いに乗って自分の実力を発揮したいと思っている。ここに来られてとても嬉しい。新しいチームメイトと一緒に始まるのをとても楽しみにしている。クラブに関わるすべての人たちの野心を知っているので、僕もその一員になりたいと思う」
■オマリ・ハッチンソン
「ここに来られて本当に興奮しているし、始まるのが待ちきれない。シティ・グラウンドで何度かプレーしたことがあるけど、いつも緊張感があった。だから、ファンの応援を受けながらプレーすることを楽しみにしている。全力を尽くしたいと思っているし、僕にとって新たな章となるこの挑戦を楽しみにしている。準備はできている」