昨シーズンはロベルト・デ・ゼルビ監督の下、リーグ・アンを2位で終えたマルセイユは、15日にリーグ・アン第1節のスタッド・レンヌ戦を迎えたが、31分から数的不利となったことも影響して、後半アディショナルタイムに決勝点を決められ、0-1で敗れた。
この試合後に問題が発生した模様で、フランスメディア『RMC Sport』などによると、殴り合いにはならなかったものの、この試合にフル出場したラビオと63分までプレーしたロウの間で激しい口論が繰り広げられたという。
この問題を受け、マルセイユは両選手を移籍リストに加えたことを明らかにしながら、次のように声明を発表している。
「この決定はスタッド・レンヌ戦後のロッカールームにおける容認できない行動を受け、テクニカルスタッフの同意とクラブ内部の行動規範に基づき行われた。この決定は、月曜日(18日)にクラブから両選手に伝えられた」
現在30歳のラビオは、パリ・サンジェルマン(PSG)やユヴェントスでのプレーを経て、2024年9月にマルセイユに加入した。昨シーズンは公式戦31試合出場で10ゴール6アシストを記録するなど、主力として活躍。一方、現在22歳のロウは昨年8月にノリッジからレンタル移籍でマルセイユに加入し、今夏完全移籍となった。昨シーズンは公式戦30試合出場で3ゴール3アシストを記録していた。