リーズに所属する日本代表MF田中碧のパフォーマンスには厳しい評価が与えられている。

 プレミアリーグ第2節が23日に行われ、リーズはアーセナルと対戦。
田中が先発出場した一戦は、前半に2失点を喫すると、後半には3失点を許し、0-5で大敗した。

 なお、田中は58分までプレーしたが、試合後にダニエル・ファルケ監督が「前半にタックルをした後に、内側側副じん帯に問題を抱えていた」ことを明かしており、状態には注目が集まっている。

 試合後、選手採点を発表した地元メディア『リーズ・ライブ』は田中に「5」点をつけ、「かなり押し出され、結果として後方や横へのパスを多く使うようになった。ほとんど有効ではなかったが、誰がそれを成し遂げたというのだろうか?」と綴られている。

 さらに、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』では「3」点がつけられ、「リーズでプレーしたこの日本人代表選手にとって、最高のパフォーマンスとは程遠いものだった。先発メンバーにうまくフィットできず、長時間ボールを失っていたため、自分の役割がわかっていなかった」と厳しい評価が下されている。

 また、この試合の振り返りを行なった『フットボール・インサイダー』は勝者と敗者に分けて一部選手を特集。田中は敗者の方に挙げられ、「58分に交代となった日本人選手は、アーセナルとプレミアリーグのインテンシティとスピードに苦戦した」ことが指摘された。

「背番号22は5度のデュエルに1度も勝利することができず、3度ドリブルで抜かれたほか、5度もボールを失い、このミッドフィルダーにとっては散々な夜となった。ペースに大きく遅れをとり、赤と白の影を追いかけていた26歳にとっては厳しい試練の夜になった」


【ハイライト動画】アーセナルvsリーズ

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