チェルシーに所属するスペイン代表DFマルク・ククレジャが、契約延長したことを認めた。23日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 現在27歳のククレジャはバルセロナの下部組織出身で、2017年にトップチームデビューを飾った。しかし、同クラブでは出場機会を得られず、エイバル、ヘタフェ、ブライトンを渡り歩き、2022年8月に5600万ポンド(約112億円)+ボーナス700万ポンド(約14億円)と見られる移籍金で加入した。

 加入当初は高額な移籍金に見合うパフォーマンスを見せることができず、チームの成績と相まって批判の対象になっていたが、徐々にポジションを確立し、エンツォ・マレスカ監督の下では複数のポジションをこなす不動の左サイドバックとして躍動。昨シーズンは7ゴールを挙げるなど、チェルシーでは公式戦通算115試合出場で8ゴール10アシストを記録している。

 そんなククレジャの現行契約は2028年6月30日までとなっているものの、先日から契約延長交渉を行なっていることが一部で報じられており、その動向には注目が集まっていた。

 そうしたなか、ククレジャは22日に敵地『ロンドン・スタジアム』で行われたプレミアリーグ第2節のウェストハム戦(○5-1)後にスペインメディアからより好条件で契約を延長したことについての質問を受けると、「完了したよ」とまだ公式発表はされていないものの、新契約を締結したことを明かしながら、次のように続けた。

「とても嬉しい。クラブは僕に自信を与えてくれたし、僕はここにいることができてとても嬉しく思っている。素晴らしい1年になることを願っているよ」


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