プレミアリーグ第2節が23日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』で日本代表MF田中碧が所属するリーズと対戦した。34分に得意のCKからユリエン・ティンバーのゴールで先制すると、前半終了間際にはサカが豪快な追加点をマーク。後半には今夏加入のヴィクトル・ギェケレシュがプレミアリーグ初ゴールをマークするなど3点を追加し、5-0で快勝した。
無失点での開幕2連勝、新戦力ギェケレシュの“らしさ”全開のゴール、15歳の“新星”マックス・ダウマンのプレミアリーグデビューなどポジティブな要素の多い試合となったアーセナルだが、主将のウーデゴーアが前半に右肩を痛めると、後半にはハムストリングの違和感を訴えたサカもピッチを後に。チームの中心選手2人が負傷交代を余儀なくされた。
状態に注目が集まるサカとウーデゴーアだが、重傷は回避した可能性が高いようだ。報道によると、初期の検査の結果、両選手の状態は当初懸念されていたほど深刻ではないことが判明したとのこと。昨シーズンもハムストリングを負傷し長期離脱を余儀なくされたサカだが、今回の負傷箇所はその時とは異なる模様。追加の検査が必要となるものの、現時点ではウーデゴーアとともに長期離脱は想定されていないという。
しかし、両選手ともに復帰時期については未定。現地時間31日に敵地『アンフィールド』で行われるプレミアリーグ第3節リヴァプール戦の出場可否も不透明と報じられている。アーセナルではドイツ代表FWカイ・ハヴァーツやデンマーク代表MFクリスティアン・ノアゴールも現在戦線を離脱中だ。
一方で、昨年1月に左ひざ前十字じん帯損傷の大ケガを負ったブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスはグラウンドでのトレーニングを再開した模様。復帰時期については未定だが、順調な回復を見せているようだ。
【ハイライト動画】アーセナルがリーズに5発完勝! ギェケレシュがプレミア初ゴール