アーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカは数週間戦列を離れるようだ。25日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 サカは現地時間23日に本拠地『エミレーツ・スタジアム』にて行われたプレミアリーグ第2節リーズ戦に先発出場。前半終了間際にユリエン・ティンバーのスルーパスに抜け出し右足で豪快な追加点をマークしたが、後半開始早々にハムストリングを痛め、53分にレアンドロ・トロサールとの交代を余儀なくされた。なお、アーセナルはヴィクトル・ギェケレシュのプレミアリーグ初ゴールなどでリーズを突き放し、5-0で開幕2連勝を飾っている。

 報道によると、サカは最大4週間の離脱が見込まれており、現地時間31日に控えるプレミアリーグ第3節リヴァプール戦や、来月上旬のインターナショナルマッチウィークを欠場するとのこと。一方、同じくハムストリングを痛めて約3カ月間に渡る欠場を余儀なくされた昨シーズンほど深刻ではない模様で、現時点で長期離脱は想定されていないようだ。

 なお、リーズ戦で右肩を痛めて38分にピッチを後にしたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアについても長期離脱は回避した模様。今週末に控えるリヴァプール戦の出場可否は不透明と報じられている。

 アーセナルでは、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツもひざの負傷で戦列を離れているほか、デンマーク代表MFクリスティアン・ノアゴールやイングランド人DFベン・ホワイトも直近のリーズ戦を欠場。長期離脱中のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスを含め、シーズン開幕直後から負傷者が相次いでいる。

 一方、今夏の移籍市場ではギェケレシュを筆頭に、イングランド代表FWノニ・マドゥエケと同MFエベレチ・エゼを獲得し前線の拡充に成功。トロサール、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ、U-21イングランド代表MFイーサン・ヌワネリ、U-17同代表FWマックス・ダウマンらも擁しており、ミケル・アルテタ監督の起用法には注目が集まる。
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