プレミアリーグ第2節が25日に行われ、ニューカッスルとリヴァプールが対戦した。

 今季初勝利を狙うホームのニューカッスルは、去就が注目されているFWアレクサンデル・イサクがメンバー外となり、前節のアストン・ヴィラ戦から先発メンバーの変更はなかった。


 対するアウェイのリヴァプールは、DFジェレミー・フリンポンがハムストリングの負傷により欠場となり、MFアレクシス・マック・アリスターもメンバー外に。右サイドバックにはMFドミニク・ソボスライが入ったほか、出場停止処分から復帰したMFライアン・フラーフェンベルフも先発出場し、MF遠藤航はベンチスタートとなった。

 試合は、本拠地『セント・ジェームズ・パーク』の声援に背中を押され、ニューカッスルが素早い攻撃でゴールに迫る。一方のリヴァプールは攻め込まれる状況が続くが、最後の最後で得点を許さない状況が続いた。

 ニューカッスル優勢に思われたが、先制したのはリヴァプール。35分、コーディ・ガクポからパスを受けたフラーフェンベルフが、ボックス手前左から右足を振り抜くと、地を這うようなシュートがゴール左隅に突き刺さった。

 リードされたニューカッスルは前半アディショナルタイム1分、フィルジル・ファン・ダイクにタックルしたアントニー・ゴードンに対し、主審はイエローカードを提示したが、VARが介入。オン・フィールド・レビューの末に判定が覆り、レッドカードでゴードンは退場に。ニューカッスルは10人での戦いを余儀なくされた。

 するとリヴァプールは後半開始直後の46分、こぼれ球を拾ったガクポがウーゴ・エキティケにパス。これをエキティケがシュートゴール左に突き刺し、リードを2点に広げた。しかし、2点を追うニューカッスルは57分、ロングスローの流れからティノ・リヴラメントがボックス内めがけてクロスを送ると、ブルーノ・ギマランイスが頭で流し込みゴール。
ニューカッスルが1点差に迫る。

 その後もニューカッスルは数的不利をものともせずに攻勢を仕掛けていく。そして87分、自陣でのFKからGKニック・ポープが前線にハイボールを送ると、ボックス左に抜け出したウィリアム・オスラがシュートを流し込み、ニューカッスルが土壇場で同点に追いついてみせた。

 観客の声援を背に受け、果敢に逆転を狙ったニューカッスルだったが、後半アディショナルタイム10分、モハメド・サラーがボックス右からグラウンダー性のクロスを送ると、ボックス中央のソボスライがスルー。ファーサイドでフリーとなっていた16歳のFWリオ・ングモハが勝ち越し弾をマークした。96分に投入された新星がプレミアデビュー戦で結果を残し、3-2で勝利したリヴァプールが開幕2連勝を飾っている。

 次節、ニューカッスルは30日にアウェイでリーズと、リヴァプールは31日にホームでアーセナルとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ニューカッスル 2-3 リヴァプール

【得点者】
0-1 35分 ライアン・フラーフェンベルフ(リヴァプール)
0-2 46分 ウーゴ・エキティケ(リヴァプール)
1-2 57分 ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)
2-2 88分 ウィリアム・オスラ(ニューカッスル)
2-3 90+10分 リオ・ングモハ(リヴァプール)


【動画】ニューカッスルvsリヴァプール ゴール集!










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