イングランド2部のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)は25日、ベルギー2部のロンメルからFW斉藤光毅を完全移籍で獲得したと発表した。なお、移籍金や契約期間などは発表されていない。


 現在24歳の斉藤は、昨年8月に1年間のレンタルでロンメルからQPRに移籍。昨シーズンは左サイドを主戦場としながら、公式戦42試合に出場して3ゴール2アシストを記録した。契約期間を満了し、今夏に再び保有元のロンメルへと復帰したが、これで斉藤は今季もQPRでプレーすることが決まった。

 斉藤は、クラブ公式サイトを通じて「本当に嬉しい。QPRの人たちが大好きだから本当に嬉しい。プレーするのが楽しみだし、ゴールもアシストも決めたい。僕にとってもチームにとっても、それこそが大事なこと」と喜びを口にした。

 また、QPRのサポーターついて「僕にとってとても大切。試合に出場してボールを持つと、僕の名前を歌ってくれた。サポーターが大好き」と移籍を決断した理由であると語り、「プレシーズンでは試合に出なかったけど、今週の土曜日には出場できると思っているし、そうなるよう願っている。このユニフォームを着てサポーターに会うのが楽しみ」と意欲を述べた。

 また、QPRのCEOであるクリスチャン・ヌーリ氏は、斉藤光毅の加入を受けて次のようにコメントした。


「コウキを再び迎え入れることを本当に嬉しく思う。この夏、彼を復帰させるためにずっと方法を探してきた。スタッフ、選手たち、そしてサポーターが彼を歓迎し、彼自身にとってもこのクラブに戻ることが最優先だった。この契約は、クラブに関わるすべての人たちの協力なしには実現しなかっただろう。コウキがQPRにさらなる魔法をもたらしてくれると信じている」


【動画】QPRが斉藤光毅の完全移籍への移行を発表!


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