今シーズンも、マンチェスター・ユナイテッドは幸先の悪いスタートを強いられている。
そんなチームが相まみえるバーンリーは、プレミアリーグ開幕戦でトッテナム・ホットスパーに0-3と完敗を喫したものの、続く第2節では昇格組のサンダーランドを2-0で撃破。ミッドウィーク開催のカラバオ・カップ(EFLカップ)2回戦で2部のダービー・カウンティに2-1で勝利を収めており、勢いに乗った状態で今節を迎える。
マンチェスター・ユナイテッドが前回の公式戦から中2日、バーンリーが中3日という状況下でキックオフを迎えたゲームは、序盤の5分にドリブルで持ち運んだマテウス・クーニャが左足でミドルシュートを放つなど、ホームチームがより多くの攻撃の形を作り出す。14分にはブルーノ・フェルナンデスから浮き球のロングパスを受けたブライアン・ムベウモが、見事なファーストタッチから左足で狙ったが、ここはGKマルティン・ドゥブラフカに弾き出される。
続く16分には、敵陣でカイル・ウォーカーからのボールを引っ掛けたメイソン・マウントが、ペナルティエリア内で倒され、主審はマンチェスター・ユナイテッドのPKを宣告。しかしながら、OFR(オンフィールドレビュー)を経て判定は変更となり、PKは取り消しとなる。
マンチェスター・ユナイテッドは怒涛の攻撃を披露しながら、1点が遠かったが、27分にはセットプレーから均衡を破る。敵陣左サイド深い位置で獲得したフリーキックの場面、B・フェルナンデスが蹴ったボールをカゼミーロが頭で合わせると、ヘディングシュートはクロスバーに直撃。それでも、跳ね返りがジョシュ・カレンに当たってゴールラインを超え、オウンゴールで先手を取った。
直後の29分にはクーニャが左ハムストリングのあたりを気にしてピッチ上に倒れ込み、ジョシュア・ザークツィーとの交代でピッチを後にする。それでも、以降もマンチェスター・ユナイテッドの時間は続く。アマド・ディアロやザークツィーが次々とゴールを脅かしたが、追加点は奪えず、1点リードでハーフタイムに突入した。
後半に入ると、マンチェスター・ユナイテッドは前半に追加点を奪えなかった“ツケ”を払わされる。バーンリーは55分、最終ラインのウォーカーが右サイドへ広げ、大外のスペースでフリーになったヤコブ・ブルーン・ラーセンがクロスボールを上げると、ゴール前に走り込んだライル・フォスターがアウトサイドで押し込み、タイスコアに戻った。
それでも、直後の57分には今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ新加入したアタッカーが大仕事。GKアルタイ・バユンドゥルからのロングフィードをザークツィーが頭で繋ぐと、うまくボールを残したディオゴ・ダロトがボックス左からマイナスへ折り返す。最後はムベウモが左足で蹴り込み、公式戦2戦連発。マンチェスター・ユナイテッドが再び前に出た。
しかしながら、2度目のリードは10分ほどしか続かなかった。66分、バーンリーは敵陣左サイドで得たスローインにおいて、ウォーカーがロングスローを放り込むと、マキシム・エステーヴが頭でフリック。1度はルーク・ショーがクリアしたものの、ファーサイドで余っていたルーム・チャウナが左足でシュートを放つ。
このまま2-2で後半アディショナルタイムに突入したが、試合はこのままでは終わらなかった。アマドが敵陣右サイドでボールをリリースし、リターンパスを受けようとペナルティエリア内へ入って行くと、アンソニーに倒される。OFRの結果、マンチェスター・ユナイテッドにPKが与えられた。キッカーを務めたブルーノ・フェルナンデスは、前節痛恨の失敗をしていたものの、今回はゴール左下隅にきっちりと流し込む。土壇場でマンチェスター・ユナイテッドが勝ち越しに成功した。
試合はこのままタイムアップ。この結果、マンチェスター・ユナイテッドは今季の公式戦4試合目にして初勝利を手にした。一方で、バーンリーは痛恨の被弾で、勝ち点を取りこぼした。
次節は9月14日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でマンチェスター・シティと、バーンリーはホームで遠藤航が所属するリヴァプールと、それぞれ対戦する。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 3-2 バーンリー
【得点者】
1-0 27分 ジョシュ・カレン(OG/マンチェスター・ユナイテッド)
1-1 55分 ライル・フォスター(バーンリー)
2-1 57分 ブライアン・ムベウモ(マンチェスター・ユナイテッド)
2-2 66分 ジェイドン・アンソニー(バーンリー)
3-2 90+7分 ブルーノ・フェルナンデス(PK/マンチェスター・ユナイテッド)
【ゴール動画】ムベウモはカップ戦に続き2戦連発!