昨シーズン、2シーズンぶりにブンデスリーガの覇権を奪還したバイエルンは、16日に行われたDFLスーパーカップで今シーズンがスタート。
ブンデスリーガで連勝スタートを目指す今節は、開幕戦でフライブルクを3-1で下したアウクスブルクの本拠地に乗り込む。バイエルンのスターティングメンバーには、ジョシュア・キミッヒ、ハリー・ケイン、ルイス・ディアスといった面々が名を連ねた。
試合は序盤からバイエルンのペースで進み、28分には先制に成功。右サイド高い位置を取ったコンラート・ライマーが、ミカエル・オリーズとのワンツーから中央へパスを繋ぐと、一度は相手に引っかかったものの、ルーズボールがレオン・ゴレツカにボールが渡る。シンプルに左へ流し、ペナルティエリア手前左寄りの位置でパスを受けたケインが右足でクロスボールを送ると、最後はうまく背後へ潜り込んだセルジュ・ニャブリがヘディングシュートを沈めた。
1点ビハインドとなったアウクスブルクは、36分にマリウス・ヴォルフが負傷交代するなど、アクシデントにも見舞われる。バイエルンの勢いはとどまることを知らず、前半アディショナルタイムには、右サイド内側のスペースを駆け上がり、オリーズからのパスを受けたライマーがマイナスへ折り返すと、最後はルイス・ディアスが押し込み、2点をリードしてハーフタイムに突入した。
後半に入ると、立ち上がりの48分にバイエルンがトドメを刺す。敵陣左サイド低い位置で、ルイス・ディアスがロングフィードを跳ね返すと、セカンドボールを拾ったケインがシンプルに繋ぐ。ボールを受けたオリーズはキックフェイントで相手を滑らせてから、右足でシュートを流し込み、バイエルンが3点目を奪った。
だが、3点ビハインドとなっても、アウクスブルクの目は死んでいない。53分、敵陣でのクリアボール回収から、ジェフリー・ハウウェレーウが中央を破るスルーパスを通し、ボックス内でイライアス・サアドが折り返しを試みるが、ここはヨナタン・ターに阻まれる。それでも、セカンドボールをマイナスへ繋ぐと、ロビン・フェラウアーがダイレクトでクロスボールを送り、最後はクリスティヤン・ヤキッチがボレーシュートを叩き込む。見事な連続攻撃を完結させ、反撃の狼煙を上げた。
さらに76分、エルヴィス・レジュベツァイが中央を破るスルーパスを通すと、ヤキッチのファーストタッチは決まらなかったものの、ダヨ・ウパメカノに当たって跳ね返ったボールをフィリップ・ティーツが繋ぐ。ボックス左でボールを収めたヤキッチがマイナスへ落とすと、最後はメルト・クーミュアがコースを狙った一撃を流し込み、1点差に迫った。
その後は両チームともに複数回にわたる決定機を作ったものの、次の1点は生まれない。後半アディショナルタイムには空中戦で頭部を強打したフェラウアーの意識が飛んでしまい、治療のために試合が中断。以降もアウクスブルクは攻撃を続けたが、反撃はここまで。バイエルンがブンデスリーガ2連勝を飾った。
次節、バイエルンは9月13日にホームでハンブルガーSVと、アウクスブルクは14日に敵地で藤田譲瑠チマを擁するザンクトパウリと、それぞれ対戦する。
【スコア】
アウクスブルク 2-3 バイエルン
【得点者】
0-1 28分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
0-2 45+4分 ルイス・ディアス(バイエルン)
0-3 48分 ミカエル・オリーズ(バイエルン)
1-3 51分 クリスティヤン・ヤキッチ(アウクスブルク)
2-3 76分 メルト・クーミュア(アウクスブルク)