現在30歳のトロサールは、2023年1月にブライトンからアーセナルに完全移籍を果たした。ここまで通算125試合に出場し、28ゴール23アシストを記録。加入以降は負傷離脱もなく、2シーズン続けて2桁得点をマークしている。
アーセナルは今夏の移籍市場で、待望のセンターフォワードであるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュや、イングランド代表FWノニ・マドゥエケ、MFエベレチ・エゼを獲得。さらに15歳のマックス・ダウマンも台頭し、攻撃陣は充実のラインナップとなった。そのため、トロサールの今シーズンの出場機会は減少が予想されている。
現行契約では2026年6月までと契約満了まで1年を切ったトロサールに対してはトルコの名門ベシクタシュが関心を示している模様。『ソズジュ・スポーツ』は「ベシクタシュがトロサール獲得のため移籍金2200万ユーロ(約38億円)でオファーを提示した」報じており、アーセナルからの返答は近日中にあると見通しと伝えた。
トロサールは第2節リーズ戦では後半から途中出場を果たしたものの、第1節と第3節ではベンチ入りにとどまることに。トルコの移籍市場は9月12日まで開いており、同選手の去就に注目が集まる。