2022年夏からニューカッスルで活躍したイサクは、今夏の移籍市場でリヴァプール移籍の可能性が浮上。プレシーズンのアジアツアーを欠席し、個人練習を続けると、自身のインスタグラムでニューカッスルへの不満を表明。これに対してクラブも声明を発表するなど、両者の溝は深まるばかりだった。
移籍市場最終盤に入り、リヴァプールはイギリス史上最高額の1億2500万ポンド(約258億円)の移籍金を提示し、ニューカッスルと合意。移籍市場閉幕直前にこの騒動は決着を迎えた。一部報道では、イサクの行動を巡り、ニューカッスルの選手間でも意見がわかれているとも伝えられていた。
そしてイングランド代表の活動に参加中のバーンは、この夏のイサク騒動が「終わってよかった」と語りつつ、以下のように続けた。
「サッカーに長く携わっているからこそ、選手キャリアが短く、それぞれの選手に達成したい目標があることは理解している。アレックス(イサクの愛称)は仲間であったし、チームを支えてくれた彼の存在はありがたかった。彼が何を望んでいるかはわかっているし、これからの幸運を祈っているよ」
「敵意はないよ。僕自身もニューカッスルファンなので、ファンの気持ちを理解しているつもりだ。僕はクラブとこの街を守りたいと思っているし、ファンもニューカッスルのためにプレーしてくれる選手を求めている。