チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、構想外の選手たちに言及した。12日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 マレスカ監督の構想外となっている選手数名は、トップチームとは別で練習することを余儀なくされており、ポルトガル代表DFレナト・ヴェイガ(ビジャレアル)やイングランド代表DFベン・チルウェル(ストラスブール)らは新天地を見つけることができた一方で、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、フランス代表DFアクセル・ディサシ、コートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナはチェルシー所属のままとなっている。

 “爆弾部隊”と呼ばれる構想外の選手たちの移籍先が見つからなかったことで、少なくとも来年1月まではチームにとどまることになってしまったが、スターリングらがスカッドに再合流を果たす可能性はあるのかと聞かれたマレスカ監督は「ノー」と今後もトップチームとは離れた場所で過ごすことになることを認めた。

「彼らはチェルシーの選手だけど、現在は別々でトレーニングしていて、今後もこの状態を維持する予定だ。シーズン開幕以来、彼らとは会っていない。アクセルともラヒームとも会っていない。彼らは別の時間に、別のピッチでトレーニングしている。シーズンが開幕して以来、彼らを見てはいない」
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