元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスや元アルゼンチン代表FWルーカス・オカンポス、元スペイン代表MFセルヒオ・カナレスらを擁するメキシコの強豪に、新たなビッグネームが加わった。
1995年12月生まれのマルシャルは、リヨンの下部組織で育ち、2012年12月に17歳でトップチームデビューを飾った。2013年夏に加入したモナコで名を広め、2015年夏に当時の10代の移籍金としては最高額となる3600万ポンド(約72億円)でマンチェスター・ユナイテッドに加入した。
マンチェスター・ユナイテッドでは公式戦通算317試合に出場し、90ゴール54アシストを記録。ヨーロッパリーグなど6つのタイトルを獲得した。しかし、同クラブではケガとの闘いにも悩まされ、徐々にチーム内での序列が低下。契約満了に伴い、2024年夏に『オールド・トラッフォード』を去った。
2024-25シーズンはAEKアテネにフリートランスファーで加入し、公式戦では24試合の出場で9ゴール2アシストを記録。今季もカンファレンスリーグ予選でプレーしていた。
メキシコ紙『TUDN』によると、モンテレイはマルシャルに380万ユーロ(約6億6000万円)のオファーを提示し、AEKとクラブ間合意に達した模様。また、AEKアテネはマルシャルの売却により、今後2年間にわたり約700万ユーロ(約12億円)に上る給与負担からも解放されると、『bwinSPOR FM』のジョルゴス・ツァキリス記者は伝えている。
【動画】マルシャル、ユナイテッド時代のゴール集