チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節が17日に行われ、チェルシーは敵地でバイエルンと対戦。20分にオウンゴールで先制点を許すと、27分にはハリー・ケインにPKを決められ2点差に。29分にコール・パーマーが1点を返したものの、63分にミスした流れからケインに追加点を奪われ、1-3で敗れた。
3シーズンぶりのCLは黒星スタートとなったチェルシー。試合後、マレスカ監督は「全体的なパフォーマンスは良かったと思う。最初の20分間は、非常に良いスタートを切れたし、2つの決定的なチャンスを作れた。でも、その後に失点してしまった。あのような失点は避けなければならないものだ」と振り返った。
また、「審判の判定は厳しいものだった」とボールと関係ないところで、ジョアン・ペドロを倒したバイエルンのヨナタン・ターが退場とならずにイエローカードで済んだことへの不満も語った。
「私としてはレッドカードであるべきだったと思う。なぜなら、私はいつもボールを奪おうとする意図がなく、ただ他の選手を蹴ろうとする意図があるときはレッドカードだと言ってきた。なぜレッドカードではないのだろうか?」
「審判は激しくなかった、十分に攻撃的ではなかったと言っていたけど、いずれにせよ試みていたんだ。
一方、バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督はこの事象について「正直に言うと、私は逆にファウルを取って欲しかった。もしかしたら、私の見方は偏っているのかもしれない。でも、彼はシャツが引っ張られていて、自由になろうとしていた。彼は向きが変えられていたので、DFとして彼を振り払おうとするのは自然の本能だ。(レッドカードを出すほど)大きな出来事ではなかったと思う」とコメントしている。
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