ニューカッスルに所属するイングランド代表FWアンソニー・ゴードンが、チャンピオンズリーグ(CL)初戦を振り返った。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。


  CLリーグフェーズ第1節が18日に行われ、ニューカッスルは本拠地『セント・ジェームズ・パーク』にバルセロナを迎えた。前半は相手のハイラインの背後を突いた攻撃でチャンスを作るなど互角の戦いを見せたが、56分にジュール・クンデのクロスからマーカス・ラッシュフォードに先制点を献上。67分にはラッシュフォードに豪快なミドルシュートを叩き込まれると、反撃はゴードンが90分に挙げた1点に留まり、1-2で敗れた。

 ラッシュフォードの圧倒的な個の力の前に屈する形となったニューカッスルだが、追撃の1点を奪ったゴードンはラ・リーガ王者のボール保持時におけるクオリティーの高さを実感したようだ。試合後に「僕たちのプレーには誇りを持てる。世界トップクラスのチームの一つを相手にベストを尽くした。良い瞬間もあったが、それを確実にものにする必要があった」と一定の手応えを示しつつ、次のように言葉を続けている。

「僕たちが優勢な場面もあったが、彼ら(バルセロナ)はボールを保持し、プレッシャーをかけるのが困難になった。ボールキープが非常に上手く、ペドリとフレンキー(・デ・ヨング)は素晴らしかった。ボールキープの仕方は学ぶべきものだった。イングランドでは少なくともあのスタイルをあのレベルでこなすチームと対戦することはない。そういった意味では、これまで対戦した中で一番強かったと思う」

 マンチェスター・シティやアーセナル、リヴァプールなどプレミアリーグにもポゼッションに優れたチームは数多く存在する。
それでもゴードンは「マンチェスター・シティ、アーセナル、チェルシー、リヴァプールといったトップクラブと対戦した経験はあるが、彼らのパス回しや中盤の流動性、連携は僕たちにとって非常に難しいものだった。ここに来てあのようなプレーをするのは簡単ではない」と強調した。

 いきなり優勝候補との激突となったニューカッスル。次節はアウェイでユニオン・サン・ジロワーズと対戦する。


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