バルセロナは19日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節パリ・サンジェルマン(PSG)戦の会場を発表した。

 バルセロナの本拠地『カンプ・ノウ』の改修工事は大幅な遅延を経て、2023年6月の着工から2年以上が経過した現在も未完了。
当初は今シーズンの開幕に間に合う見込みだったが間に合わず、バルセロナはホーム開催のラ・リーガ第4節バレンシア戦を『ヨハン・クライフ・スタジアム』で戦った。また、現地時間21日に控えるラ・リーガ第5節ヘタフェ戦も同会場での開催予定となっている。

 そんな中、現地時間10月1日に行われるCLリーグフェーズ第2節でも『カンプ・ノウ』が使用できないことが明らかになった。バルセロナは昨シーズンの欧州王者を迎える一戦を『エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス』で開催することを発表。昨シーズンおよび一昨シーズンに同スタジアムのシーズンパスを保有していた16151人にはチケットの優先購入権が与えられるようだ。
 
『マルカ』や『アス』が報じたところによると、欧州サッカー連盟(UEFA)の規則ではCLのリーグフェーズにおけるすべてのホームゲームを同じ会場で開催しなければならないと定められているが、バルセロナは特例措置を要求しているとのこと。当分は『エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス』を本拠地として使用し、改修工事完了後は『カンプ・ノウ』で試合を開催できるよう求めており、現在はUEFAからの回答待ちだという。

 なお、バルセロナ「クラブは今後数カ月以内に『Spotify カンプ・ノウ』をオープンさせるために必要な行政許可に所得に向けて、引き続き全力で取り組んでいく」と声明を発表している。
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