2025明治安田J1リーグ第30節が20日に行われ、浦和レッズ鹿島アントラーズが対戦した。

 チケットは完売御礼。
Jリーグを代表する名門同士が、『埼玉スタジアム2002』を舞台に激突した。前節終了時点で鹿島は首位京都サンガF.C.と同勝ち点の2位。勝ち点差「8」の浦和にとって、敗戦は優勝争いからの完全なる脱落を意味する。

 試合の均衡が破れたのは14分、鹿島が浦和のミスをついて先制する。バックパスを受けた浦和のGK西川周作は、左足で右サイドに展開しようとしたが、パスは短すぎて鈴木優磨に奪われる。鈴木は落ち着いて無人のゴールへ流し込んだ。

 その後は浦和が多くのチャンスを迎えたが、渡邊凌磨の決定機は相手GK早川友基のファインセーブに阻まれ、金子拓郎も決定力に欠いて好機を生かせず。試合は鹿島の1点リードで折り返す。

 後半もお互いにゴールに近づく場面を生み出したが、西川と早川のスーパーセーブもあって得点は生まれない。試合はこのまま終了し、浦和は2連敗、鹿島は2連勝となった。なお、このカードで勝敗が決したのは、鹿島が勝利した2021年以来、8試合ぶりとなった。

 次節は23日に行われ、浦和は敵地で清水エスパルスと、鹿島はホームでセレッソ大阪と対戦する。


【スコア】
浦和レッズ 0-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 14分 鈴木優磨(鹿島)


【画像】

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