チケットは完売御礼。
試合の均衡が破れたのは14分、鹿島が浦和のミスをついて先制する。バックパスを受けた浦和のGK西川周作は、左足で右サイドに展開しようとしたが、パスは短すぎて鈴木優磨に奪われる。鈴木は落ち着いて無人のゴールへ流し込んだ。
その後は浦和が多くのチャンスを迎えたが、渡邊凌磨の決定機は相手GK早川友基のファインセーブに阻まれ、金子拓郎も決定力に欠いて好機を生かせず。試合は鹿島の1点リードで折り返す。
後半もお互いにゴールに近づく場面を生み出したが、西川と早川のスーパーセーブもあって得点は生まれない。試合はこのまま終了し、浦和は2連敗、鹿島は2連勝となった。なお、このカードで勝敗が決したのは、鹿島が勝利した2021年以来、8試合ぶりとなった。
次節は23日に行われ、浦和は敵地で清水エスパルスと、鹿島はホームでセレッソ大阪と対戦する。
【スコア】
浦和レッズ 0-1 鹿島アントラーズ
【得点者】
0-1 14分 鈴木優磨(鹿島)
【画像】