バルセロナのデコSD(スポーツ・ディレクター)が、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとの契約延長交渉に言及した。19日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。


 現在28歳のF・デ・ヨングはアヤックスでブレイクを果たし、2019年夏に移籍金8600万ユーロ(約149億円)でバルセロナに加入。高額な給与から放出候補にも挙げられる時期もあったが、ハンジ・フリック体制では中盤のキープレイヤーとして活躍している。

 バルセロナで公式戦通算262試合に出場しているF・デ・ヨングだが、契約満了まで残り1年を切っている。そんななか、ブラジル紙『Lance』のインタビューに応じたデコSDは、「交渉中だ。合意に達すると思う。彼は私たちにとって重要な選手だ。彼自身もバルセロナで幸せだと思うし、私たちも彼に満足している。だから(契約延長に)何も問題はないと思う」と楽観的な姿勢を示した。

 デコSDは、来夏に契約満了を迎えるもう一人の主力であるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの去就にも触れ、「(F・デ・ヨングとは)異なる状況だ」と説明。「ロベルトは、私たちにとって今もなお重要な存在だ。年齢とキャリアを考えると、1年ごとの判断になると思う」と語り、37歳のストライカーとの契約延長交渉の是非はシーズン終盤に決まるとの見解を示した。

「キャリアのある時点に差し掛かると、将来についてあまり計画を立てなくなるものだ。
彼は今年に集中していると思う。我々もそうであり、様子を見ようと思う。彼は、自分の意志、自分の気持ち、物事の捉え方に大きく依存する選手だ。彼が今年を通して、どのように進んでいくかを見守ろう。そして、そのこと(新契約)について話し合おうと思う」


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