カラバオ・カップ3回戦が行われ、リヴァプールはホームでサウサンプトンと対戦した。遠藤航が今季の公式戦で初先発した一戦は、43分にアレクサンデル・イサクの加入後初ゴールでリヴァプールが先制。しかし、遠藤がコーナーキックの処理を誤ったことで76分にサウサンプトンから同点弾を浴びてしまう。それでも85分、フェデリコ・キエーザのアシストからエキティケが決勝弾をマーク。2-1で勝利したリヴァプールが4回戦進出を決めた。なお、サウサンプトンに所属する松木玖生に出番は訪れなかった。
イサクに代わり後半頭から投入され、アルネ・スロット監督の期待に応える決勝弾を挙げたエキティケ。しかし、53分に警告を受けていた同選手は、得点後に興奮を抑えきれず思わずユニフォームを脱いでしまう。主審は再びイエローカードを提示し、エキティケは“まさか”の形で退場となった。
試合後のインタビューに応じたロバートソンはエキティケについて、「彼がもう一度同じことをやるとは思わない。ゴールを決めれば感情的になるのは当然だが、彼は完全に忘れてしまったんだ」とコメント。「最初の警告も愚かだったし、2枚の軽率なカードで土曜は彼を欠くことになる。
また、カラバオカップの退場による出場停止は、リーグ戦を含むイングランド国内の大会にも適用される規則となっている。ロバートソンが述べた通り、エキティケは27日に行われるプレミアリーグ第6節クリスタル・パレス戦の欠場が決定。今回の行動の影響が今後にも響く結果となってしまった。
【動画】得点後にシャツを脱いで退場となるエキティケ